三行改革

日本一簡潔に三行で

【鬼滅の刃】23巻『第205話』<幾星霜を煌めく命>

第205話<幾星霜を煌めく命>

①舞台は現代・東京

②それぞれの子孫が平和に暮らす日常

③炎柱・煉獄杏寿郎のスピンオフ外伝が掲載予定(作者:別人)

 

 

【主な登場人物】

・竈門カナタ(♂:16)

・竈門炭彦(♂:15)

・我妻善照(♂:17)

・我妻燈子(♀:18)

・宇随天満(♂:20)

・嘴平青葉(♂:?)

・愈史郎

・煉獄桃寿郎(♂:15)

 

【詳細・感想】

本編最終話!!

 

舞台は現代・東京

 

それぞれの子孫が平和に暮らす日常が描かれています。

 

登場人物の苗字・名前から推測される情報は…

・炭治郎とカナヲが結婚

・善逸と禰豆子が結婚

 

善逸と禰豆子!!

…善逸、本当に良かったですね。。

2人の子孫は

善照(弟)と燈子(姉)。顔はそれぞれ善逸と禰豆子です。

 

炭治郎とカナヲは順当ですね!

2人の子孫は

カナタ(兄)と炭彦(弟)。顔はそれぞれカナヲと炭次郎です。

カナタは燈子と仲良し!付き合っているようです。

 

伊之助は…青葉という名前の植物学者に。

青い彼岸花を発見したけどうっかりミスで全部枯らしちゃったみたいです(笑)

 

天元さんは…天満という名前で…な、なんと体操日本金メダル!!マナーが悪いみたいです(笑)

 

 

 

他にも名前は登場しませんでしたが…

 

・悲鳴嶼さん:幼稚園の先生

 →相変わらず背が高い!!

 

・伊黒さん&甘露寺さん:定食屋

 →夫婦仲良くやっているようです!

 

・鱗滝さん&慈悟郎さん:将棋を指している

 →姿がそのまんま(笑)

 

・お館様(産屋敷):日本最高齢記録を更新

 →いつの間にか短命じゃなくなってる!!鬼討伐のストレスから解放されたからでしょうか!?

 

・蝶屋敷三人組(♀)→小学生三人組(♀)

 →走る炭彦を見て「ランニングマンだ!」と(笑)

 

・実弥&玄弥→警察官

 →傷の位置まで一緒って(笑)通報がきているという炭彦を追い掛けます

 

・義勇さん、錆兎、真菰→小学生三人組

 →(義勇さん:義一)キツネのお面のアクセサリーを手にレアキャラ

 

※他にも何名か居ましたが…ちょっと分かりませんでした(笑)

 

昔は争いがあったけど…ご先祖様達の活躍のお陰で現在は平和な世の中。。現実の私達にも通ずる物語だったような気もします。

 

それにしてもグダグダと続かず(無理矢理引き延ばしが無く)綺麗に物語が終了しましたね。

 

今後はスピンオフとして炎柱煉獄さんの物語が掲載予定とのことです。NARUTOの時のBORUTOのような位置付けでしょうか。作者さんも変わりますし。。

 

ここまで過熱した人気漫画ですから、少なくとも映画が上映される10月までは何かしらのかたちで続いていく事でしょう。

 

巻末では作者さんの次回作にご期待ください!という意味深なメッセージも。

超期待しちゃいますよね!!

 

鬼滅の刃、素晴らしい漫画でしたね!!

作者様、本当にお疲れさまでした。そしてありがとうございました!!

【鬼滅の刃】23巻『第204話』<鬼のいない世界>

第204話<鬼のいない世界>

①三か月後の蝶屋敷→治療中の炭治郎、善逸、伊之助たち

②柱合会議→鬼殺隊解散

③元の家に戻り楽しく暮らす炭治郎、禰豆子、善逸、伊之助→時は流れ現代へ

 

 

【主な登場人物】

・炭治郎

・禰豆子

・善逸

・伊之助

・義勇

・実弥

・愈史郎

・お館様

・宇随

・カナヲ

 

【詳細・感想】

 

無惨との激闘から三か月後の蝶屋敷。

ベッドで療養中の同期三人組そして禰豆子。善逸伊之助は気持ち良さそうに寝ています。

 

桜も満開で、炭治郎と禰豆子は綺麗だと眺めます。

本当の平和が訪れた平和な情景です。

 

扉絵では鬼のいない世界になった引き換えに亡くなった仲間たち(玄弥・しのぶ・伊黒・甘露寺・無一郎・悲鳴嶼・煉獄)の姿が。。

平和な世の中の為に先人たちが命を懸けたという意味では私たちの祖先が戦争(勿論戦争はどちらかが完全な“悪”と定義されるものではありませんが)で勝ち取った平和、と同義かも知れませんね。

 

病院のベッドでの炭治郎と禰豆子の会話から

 

炭治郎の左手はシワシワになっており肘から下は感覚も無い

・右目も視えていない

・鬼化炭治郎が最初に噛んだのが禰豆子で僥倖だった(by愈史郎)

 

そして生き残った柱である義勇さんと実弥さんはお館様のところにて最後の柱合会議

 

鬼殺隊は今日で解散する

 

との宣言後、産屋敷家一族一同からの感謝を伝えられる二人。

しかし二人とも想いは一緒だったようで…

 

・鬼殺隊が鬼殺隊で在れたのは産屋敷家の尽力があったからこそ

・産屋敷家御先祖の皆様も誇りに思っている筈

 

その言葉を聞き「ありがとうございます…」と号泣するお館様。そして笑みを浮かべる二人。何とも微笑ましいシーンです。確かお館様…まだ8歳ですからね。。8歳にしてあの激務を乗り越えた訳ですから…本当に良く頑張りましたよね。充分に務めを果たされたと思います。

 

 

 

一方その頃蝶屋敷には元音柱の宇随さん(とその嫁たち)がお見舞いに。加えて千寿郎や槇寿郎さん、鍛冶屋軍団、隠軍団も来て賑やかに!

 

抜け出した伊之助は空腹のあまり炊事場にて盗み食いをしますが…アオイにあっさり見付かり注意されます…が、ちゃんと伊之助専用のおにぎりセットを用意してあるからこっちを食べろと言われ、笑顔で頬張ります。

 

場面は変わって…桜の木を眺めるカナヲに声を掛ける炭治郎。

カナヲ曰く、初代花の呼吸の剣士が植えた桜で“必勝”という名前があるとのこと。…必勝って(笑)

 

2人の会話から

 

・目は全然見えない訳じゃない

・傷は治った

・風柱から鏑丸を貰った

 

また場面は変わり…実弥さんと遭遇した禰豆子。

元気に挨拶する禰豆子にバツ悪そうに今までのことを謝罪する実弥さんでしたが、明るい禰豆子は気にも留めておらず笑顔を見せます。その笑顔に玄弥の面影を重ね微笑みながら禰豆子の頭を撫でる実弥さん。

 

なでなでされドキドキする禰豆子でしたが…

陰でそれを見ていた善逸は「何してんのアイツ はぁー!?」とブチ切れ(笑)

 

鱗滝さんと義勇とも再会を果たす炭治郎と禰豆子。笑顔満開です!

 

そして墓参りを済ませ炭治郎の実家へと戻る炭治郎善逸伊之助・禰豆子の4人。

面白おかしく幸せに暮らす様子が描かれますが…

 

そして時は流れー時代は現代!!!

 

!?

 

!?

 

いきなり現代へ飛ぶようです。高層ビルが描かれています。。

 

まさか…前回予想した『キメツ学園』へ??(笑)

次回で23巻としてはキリ良く最終話となる計算ですが。。

果たして続くのか…それとも終わってしまうのか…必見です!!!

 

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【鬼滅の刃】23巻『第203話』<数多の呼び水>

第203話<数多の呼び水>

①(意識の中で)生きようとする炭治郎を必死に止める無惨

②上からは炭治郎の復活を望む手が、下からは炭治郎の復活を望む手が後押し

③炭治郎、意識を取り戻す(鬼化解除)

 

 

【主な登場人物】

・炭治郎

・無惨

 

 

【詳細・感想】

前回、カナヲの“薬注入→ドクン”という展開で終わりましたが。。

 

今回は炭治郎の意識の中で無惨と語らう?展開です。

 

疲れ果てた炭治郎は、禰豆子と共に元居た家に帰りたいと涙ながらに神に祈ります。ここからは無惨の声との対話形式となります。(※○:炭治郎、●:無惨)

 

○家に帰りたい

●死骸が埋まっているだけの家に帰ってどうなる

○幸せな日々の思い出が残っている

●禰豆子は死んだ

○禰豆子は生きてる

 

※ここで今まで死んだ鬼殺隊の皆の手おが炭治郎を下から押し上げる(生き返らせようと支えているように見えます)

 

●余計な真似をするな亡者共

●誰もお前が戻ることを望んでいない

○戻ってみんなを傷つけてしまったことを謝りたい

●謝っても許されない

○それはお前が決めることじゃない

○みんなが俺を心配してくれてる匂いでわかる

●黙れお前は私の意志を継ぐ者

●前を向くな人を信じるな希望を見出すな

●鬼でなくなれば数年のうちに死ぬ痣の代償を払わねばならぬ

●自分のことだけを考えろ目の前にある無限の命を掴み取れ

○嫌だ

●屑め

●お前だけ生き残るのか?大勢の者が死んだというのに

●お前だけが何も失わずのうのうと生き残るのか?

 

炭治郎泣く→上から禰豆子の手が炭治郎の手を掴む

 

●手を放せこっちに戻れ

●太陽すら克服したというのに

●お前は類稀なる生物

●何故お前だけが生き残るんだと叫んでいる何故自分たちは失ったのにお前だけが…

○そんな人いない自分でない誰かのために命を懸けられる人たちなんだ

○自分たちがした苦しい思いや悲しい思いを他の人にはして欲しくなかった人たちだから

●待ってくれ頼む私の意志を思いを継いでくれお前が

●お前は神に選ばれし者だというのが分からないのか

●お前ならなれる!!完璧な…究極の生物に!!

 

※無惨焦る→上から禰豆子らの複数の手が炭治郎の手を掴み引き上げようとする

 

炭治郎戻って来い 絶対に負けるな こっちだ炭治郎 家に帰ろう(みんなの声)

炭治郎行くな!!私を置いて行くなアアアア!!

 

 

 

そしてとうとう炭治郎は意識を取り戻します。その目はいつもの彼で、無事鬼化が解除されているようです。

禰豆子をはじめとした全員が復活に歓喜します!!本当に良かった。。

カナヲも生存が確認され、愈史郎は簪(珠世さんの)を手に「終わりましたよ…」と涙ながらに珠世さんに報告するのでした。

 

次号予告では“クライマックス巻頭カラー”と記載されていましたので、流石にここからの物語の継続は無いだろうと推測されます。

鬼も全滅しましたので。。

 

終わってしまうのは悲しいですが、ズルズルと某漫画のように続く(続けさせられる)のは勘弁して欲しい派だったので、この展開には正直ホッとしました。

 

そして巻頭ページにて「20巻に加え、グッズ付き特装版・同梱版が21巻、22巻、23巻の4巻連続で発売決定!」と記載があることから、“23巻で終わり”であることが推測されます。

今回の203話は23巻における7話目なので、1巻当たり9話収録という流れに沿って考えれば、残り2話という事になります。

 

ただ、一つ気がかりなのは今週号のジャンプ巻頭カラー広告欄において、鬼滅の刃の映画が【10/16上映開始!!】と報じられた点です。

 

『本編が終わってしまった漫画の映画を約半年後(かどうかも定かではない:例のウイルス騒動で)に上映』

 

という事態が有り得るのでしょうか。。半年後にはブームも去り、観たいと思える人がどれだけ残っているか??という問題が発生するような気もします。

 

またしても勝手な憶測ですが、番外編のような何らかのかたちで継続(毎巻末企画の『キメツ学園』を連載とか)すると捉えています。そうなればファンも喜ぶでしょうし、既に死んでしまったキャラクター達もパラレルワールドでの活躍が見込まれますよね!

 

兎にも角にも何らかのかたちで継続して欲しいと願う管理人なのでした。

 

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【鬼滅の刃】23巻『第202話』<帰ろう>

第202話<帰ろう>

①鬼化炭治郎を必死に止めようとする禰豆子、善逸、伊之助

②暴れまわるが何故か禰豆子には攻撃をしない鬼化炭治郎

③カナヲがしのぶの薬を鬼化炭治郎に注入

 

 

【主な登場人物】

・鬼化炭治郎

・禰豆子

・義勇

・善逸

・伊之助

・愈史郎

・カナヲ

 

【詳細・感想】

前回、衝撃の“主人公鬼化”という展開でしたが。。

 

人間に戻った禰豆子が鬼化炭治郎にしがみつき、泣きながら止めようとします。

それでも咆哮し禰豆子を掴む鬼の手は容赦なく投げ飛ばそうとし…それを善逸伊之助が泣きながら止めに入ります。。

 

この絶望展開に、皆号泣です。。元の優しかった炭治郎を知っているだけに、やるせない気持ちが痛い程伝わって来ます。。

 

それでも咆哮し止まらない鬼化炭治郎は、背中から無惨が攻撃していた骨のようなものを生やし、周囲を攻撃し始めます!

義勇さんが何とか止めに入りますが、日光も赫刀も効かない鬼化炭治郎に対し、殺す方法が無いと焦りを隠せません。

 

日光を克服した最強の鬼の王。。もし物語が続くとしてもこんな無敵な相手を一体どうやって倒すのでしょうか??

 

暴れる鬼化炭治郎ですが、何故か目の前にしがみつく禰豆子を喰おうとしない&攻撃しない様子に驚く義勇さん。きっと炭治郎は抗っているのだろうと推測します。

確かに完全に鬼化したならば、目の前の御馳走はすぐに喰らう筈ですよね。。強烈な無惨の血と炭治郎本来の意識が戦っているのでしょうか。。

 

その様子を陰から見守る愈史郎ですが…太陽の下では血鬼術すら塵と消えてしまうことから、自身には何も出来る事が無いと無念を滲ませます。

 

 

 

…とそこへ、フラフラと歩くカナヲが登場です!

彼女はその手に師匠のしのぶさんから貰っていた薬を持ち、片目の視力が残ったのはこのためだったのだと覚悟を決め“花の呼吸 終ノ型 彼岸朱眼”で鬼化炭治郎の攻撃を掻い潜り薬を打ち込みます!

 

打ち込むことには成功しましたが、攻撃を躱す事は出来ずその場に崩れ落ちるカナヲ。。お願いだから死なないで下さい。。

 

そして薬を投与された鬼化炭治郎は『ドクン』と表情が変わるのでした…。

 

う~ん。。これが効かなければもうどうしようも無いと言いますか。。そして鬼化のままなのかそうでないのかによって、鬼滅の刃自体が終わるか終わらないかが決まるような気がします。

 

ここまで大勢が犠牲となった熾烈な戦いに於いて、鬼化炭治郎が次期ラスボスとして続くのは絶望展開でしかありませんが、例えそうなったとしても舞台は「〇年後」の世界となり善逸や伊之助ら(禰豆子も?)が新たな柱となってまた鬼狩りの旅をする…のでしょうか。

 

個人的には(某ドラゴ〇ボールのように)無理な引き延ばしは望まない派なので、ここで何とか一件落着となって欲しいと願うばかりです。。

 

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【鬼滅の刃】23巻『第201話』<鬼の王>

第201話<鬼の王>

①無惨、死の間際に血と力を全て炭治郎に注ぎ込む→鬼化炭治郎誕生

②陽の光を浴び灼けるが…克服→周囲を襲う鬼化炭治郎

③伊之助に襲い掛かる炭治郎→過去を思い出し斬れない伊之助

 

 

【主な登場人物】

・炭治郎

・無惨

・義勇

・善逸

・伊之助

 

【詳細・感想】

 

前回、巨大胎児の姿のまま灼け死んだ無惨でしたが。。

その胎児の姿の頃まで遡ります。

 

無惨は胎児の頃から心臓が何度も止まり、生まれた時にも死産だと言われ脈も呼吸もしていなかったとのことです。

そして火葬されようとしたその時、もがいて産声を上げたという…。

 

母のお腹の中からの記憶があるとは…約ネバのレイか!?(約束のネバーランドが面白過ぎてそちらも始めようかと思っていたりします)

 

無惨は自分が強く念じたことを必ず叶えてきたと振り返ります。確かに自分が鬼の始祖であり頂点でしたから当たり前と言えば当たり前なのでしょう。

 

しかし一個体にできることは限界があったと気付かされ、想いこそが永遠で不滅という産屋敷(お館様)の言った事が正しかったのだと認めます。…あんなに毛嫌いし怒り狂っていたというのにこの心変わりは何なんでしょうかねぇ。。

挙句の果てにはその事実を目の当たりにして…なんと感動して震えたとのこと(笑)…しかも泣きながら、です。。

 

そして“私の想いもまた不滅で永遠”と宣い、なんと目の前の炭治郎に想いの全てを託すと自らの血と力を注ぎ込みます

 

炭治郎が陽の光を克服し最強の鬼となることを望み、何よりも鬼狩りを滅ぼすことを願って。。

 

 

 

炭治郎の死に落ち込む隠や義勇さんの目の前で、目を開けた炭治郎。その瞳は無惨のそれとなっており、周囲に攻撃を仕掛けます

 

それに気付いた義勇さんは炭治郎を倒すべく号をかけ、陽の光から逃がさぬよう攻撃をし陽の光を浴びせる事に成功します。

最初のうちは灼けていましたが、すぐにピタリと陽光灼けが止まります。無惨の想定通り、陽の光を克服したのです。

 

驚く義勇さんに容赦なく襲い掛かる鬼化炭治郎。そこに伊之助が止めに入り何とか助けられますが、既に鬼の姿と化した炭治郎の姿を見て、一同、愕然とします。。

 

襲い掛かる炭治郎に対し伊之助も応戦し斬ろうとしますが…昔の優しい炭治郎の姿が脳裏に浮かび、斬れない。。と涙ながらに刀を寸止めするのでした。。

 

な、なんという展開でしょうか。。

まさか主人公がラスボス化してしまうとは。。

こうなってしまうと今後の展開が全く予想出来ませんが…少年誌でラスボスである無惨の夢を叶えるなんてことをすると思えない。

禰豆子&鬼化復活の珠世猫&愈史郎あたりが何とかして欲しいところです。。

 

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