第203話<数多の呼び水>
①(意識の中で)生きようとする炭治郎を必死に止める無惨
②上からは炭治郎の復活を望む手が、下からは炭治郎の復活を望む手が後押し
③炭治郎、意識を取り戻す(鬼化解除)
【主な登場人物】
・炭治郎
・無惨
【詳細・感想】
前回、カナヲの“薬注入→ドクン”という展開で終わりましたが。。
今回は炭治郎の意識の中で無惨と語らう?展開です。
疲れ果てた炭治郎は、禰豆子と共に元居た家に帰りたいと涙ながらに神に祈ります。ここからは無惨の声との対話形式となります。(※○:炭治郎、●:無惨)
○家に帰りたい
●死骸が埋まっているだけの家に帰ってどうなる
○幸せな日々の思い出が残っている
●禰豆子は死んだ
○禰豆子は生きてる
※ここで今まで死んだ鬼殺隊の皆の手おが炭治郎を下から押し上げる(生き返らせようと支えているように見えます)
●余計な真似をするな亡者共
●誰もお前が戻ることを望んでいない
○戻ってみんなを傷つけてしまったことを謝りたい
●謝っても許されない
○それはお前が決めることじゃない
○みんなが俺を心配してくれてる匂いでわかる
●黙れお前は私の意志を継ぐ者
●前を向くな人を信じるな希望を見出すな
●鬼でなくなれば数年のうちに死ぬ痣の代償を払わねばならぬ
●自分のことだけを考えろ目の前にある無限の命を掴み取れ
○嫌だ
●屑め
●お前だけ生き残るのか?大勢の者が死んだというのに
●お前だけが何も失わずのうのうと生き残るのか?
※炭治郎泣く→上から禰豆子の手が炭治郎の手を掴む
●手を放せこっちに戻れ
●太陽すら克服したというのに
●お前は類稀なる生物
●何故お前だけが生き残るんだと叫んでいる何故自分たちは失ったのにお前だけが…
○そんな人いない自分でない誰かのために命を懸けられる人たちなんだ
○自分たちがした苦しい思いや悲しい思いを他の人にはして欲しくなかった人たちだから
●待ってくれ頼む私の意志を思いを継いでくれお前が
●お前は神に選ばれし者だというのが分からないのか
●お前ならなれる!!完璧な…究極の生物に!!
※無惨焦る→上から禰豆子らの複数の手が炭治郎の手を掴み引き上げようとする
◎炭治郎戻って来い 絶対に負けるな こっちだ炭治郎 家に帰ろう(みんなの声)
●炭治郎行くな!!私を置いて行くなアアアア!!
そしてとうとう炭治郎は意識を取り戻します。その目はいつもの彼で、無事鬼化が解除されているようです。
禰豆子をはじめとした全員が復活に歓喜します!!本当に良かった。。
カナヲも生存が確認され、愈史郎は簪(珠世さんの)を手に「終わりましたよ…」と涙ながらに珠世さんに報告するのでした。
次号予告では“クライマックス巻頭カラー”と記載されていましたので、流石にここからの物語の継続は無いだろうと推測されます。
鬼も全滅しましたので。。
終わってしまうのは悲しいですが、ズルズルと某漫画のように続く(続けさせられる)のは勘弁して欲しい派だったので、この展開には正直ホッとしました。
そして巻頭ページにて「20巻に加え、グッズ付き特装版・同梱版が21巻、22巻、23巻の4巻連続で発売決定!」と記載があることから、“23巻で終わり”であることが推測されます。
今回の203話は23巻における7話目なので、1巻当たり9話収録という流れに沿って考えれば、残り2話という事になります。
ただ、一つ気がかりなのは今週号のジャンプ巻頭カラー広告欄において、鬼滅の刃の映画が【10/16上映開始!!】と報じられた点です。
『本編が終わってしまった漫画の映画を約半年後(かどうかも定かではない:例のウイルス騒動で)に上映』
という事態が有り得るのでしょうか。。半年後にはブームも去り、観たいと思える人がどれだけ残っているか??という問題が発生するような気もします。
またしても勝手な憶測ですが、番外編のような何らかのかたちで継続(毎巻末企画の『キメツ学園』を連載とか)すると捉えています。そうなればファンも喜ぶでしょうし、既に死んでしまったキャラクター達もパラレルワールドでの活躍が見込まれますよね!
兎にも角にも何らかのかたちで継続して欲しいと願う管理人なのでした。
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