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【鬼滅の刃】23巻『第201話』<鬼の王>

第201話<鬼の王>

①無惨、死の間際に血と力を全て炭治郎に注ぎ込む→鬼化炭治郎誕生

②陽の光を浴び灼けるが…克服→周囲を襲う鬼化炭治郎

③伊之助に襲い掛かる炭治郎→過去を思い出し斬れない伊之助

 

 

【主な登場人物】

・炭治郎

・無惨

・義勇

・善逸

・伊之助

 

【詳細・感想】

 

前回、巨大胎児の姿のまま灼け死んだ無惨でしたが。。

その胎児の姿の頃まで遡ります。

 

無惨は胎児の頃から心臓が何度も止まり、生まれた時にも死産だと言われ脈も呼吸もしていなかったとのことです。

そして火葬されようとしたその時、もがいて産声を上げたという…。

 

母のお腹の中からの記憶があるとは…約ネバのレイか!?(約束のネバーランドが面白過ぎてそちらも始めようかと思っていたりします)

 

無惨は自分が強く念じたことを必ず叶えてきたと振り返ります。確かに自分が鬼の始祖であり頂点でしたから当たり前と言えば当たり前なのでしょう。

 

しかし一個体にできることは限界があったと気付かされ、想いこそが永遠で不滅という産屋敷(お館様)の言った事が正しかったのだと認めます。…あんなに毛嫌いし怒り狂っていたというのにこの心変わりは何なんでしょうかねぇ。。

挙句の果てにはその事実を目の当たりにして…なんと感動して震えたとのこと(笑)…しかも泣きながら、です。。

 

そして“私の想いもまた不滅で永遠”と宣い、なんと目の前の炭治郎に想いの全てを託すと自らの血と力を注ぎ込みます

 

炭治郎が陽の光を克服し最強の鬼となることを望み、何よりも鬼狩りを滅ぼすことを願って。。

 

 

 

炭治郎の死に落ち込む隠や義勇さんの目の前で、目を開けた炭治郎。その瞳は無惨のそれとなっており、周囲に攻撃を仕掛けます

 

それに気付いた義勇さんは炭治郎を倒すべく号をかけ、陽の光から逃がさぬよう攻撃をし陽の光を浴びせる事に成功します。

最初のうちは灼けていましたが、すぐにピタリと陽光灼けが止まります。無惨の想定通り、陽の光を克服したのです。

 

驚く義勇さんに容赦なく襲い掛かる鬼化炭治郎。そこに伊之助が止めに入り何とか助けられますが、既に鬼の姿と化した炭治郎の姿を見て、一同、愕然とします。。

 

襲い掛かる炭治郎に対し伊之助も応戦し斬ろうとしますが…昔の優しい炭治郎の姿が脳裏に浮かび、斬れない。。と涙ながらに刀を寸止めするのでした。。

 

な、なんという展開でしょうか。。

まさか主人公がラスボス化してしまうとは。。

こうなってしまうと今後の展開が全く予想出来ませんが…少年誌でラスボスである無惨の夢を叶えるなんてことをすると思えない。

禰豆子&鬼化復活の珠世猫&愈史郎あたりが何とかして欲しいところです。。

 

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