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【鬼滅の刃】23巻『第200話』<勝利の代償>

第200話<勝利の代償>

①無惨消滅

②悲鳴嶼・伊黒・甘露寺→死亡、実弥・義勇・善逸・伊之助→生存

③炭治郎→死亡??

 

 

【主な登場人物】

・無惨

・禰豆子

・炭治郎

・伊黒

・実弥

・悲鳴嶼

・義勇

 

【詳細・感想】

ついに…ついに無惨が太陽の光で消滅しました!!

 

激闘も幕を下ろした訳ですが、タイトルからも分かる通りその“代償”は少なくは無かった様子です…。

 

まず最初に登場したのは悲鳴嶼さん。。

治療をしようとする鬼殺隊員らに“私は手遅れだから貴重な薬を使うな”と伝え、最後の願いとして“他の若者達の所へ行ってくれ”と、まだ助かる見込みのある人を救って欲しいと言います。。

 

昔、一緒に暮らしていた子供たちの姿が見え始めた悲鳴嶼さん。。…残念ながらこうなってしまうともう死亡フラグでしょうか。。

 

子供たちはあの日、逃げようとした訳ではなく武器を取りに外の農具を取りに行こうとしたり、人を呼びに行こうとしていたと言います。いつも通りまた明日が来ればちゃんと話もできたのに本当にごめんなさいと泣きながら謝罪する子供たち。

“私の方こそお前たちを守ってやれずすまなかった”と謝りますが、子供たちは彼の事が大好きだからずっと待っていたと囲み抱き付きます。

 

最期は安らかな顔つきで、皆で行こう…と涙を流して死亡します。。

哀しいですが、誤解も解けあの日の子供たちと天国へ旅立つことが出来て良かったと思います。。

 

次は伊黒さんと甘露寺さんです。

涙を流した鏑丸に気付いた甘露寺さん。伊黒さんの腕の中で、無惨に勝てたか確認し安堵する彼女でしたが、体の感覚が無く死が近い事を悟ります。

同時に伊黒さんも間近に迫る死を悟り、最期の会話をする二人。

 

“初めて会った日のこと”

甘露寺はお館様の屋敷で迷子になっていたのを助けられた(と思っていた)

伊黒は“普通の女の子”である甘露寺に救われた(と思っていた)

 

明るく優しい甘露寺はたくさんの人の心を救済していると伝えると、嬉しくて泣く彼女は伊黒さんが好き」と告白し、次、もし生まれ変われたらお嫁さんにして欲しいと伝え、勿論と快諾する伊黒さん

死亡は勿論悲しいですが、最期は想いを一つにして二人同時に逝けたのは幸せだったのではないでしょうか。。

 

 

 

そして次は実弥さんです。

闇の中に立つ彼の前には弟の玄弥の姿が。光っている様子からして天国のようです。

 

母親の気配に気付いた実弥さんは、一緒に天国に行こうと誘いますが鬼化し子供たちを殺してしまった母は泣きながら「そっちには行けない」と伝えます。

すると笑顔で「わかったじゃあ俺はお袋と行くよ」と地獄行きを共にしようと手を引きます

その時!父親がその手を引き離し、実弥さんを突き飛ばします。そして「俺の息子だってことに感謝しろ特別頑丈だ」と言われ…意識が戻り、助かります!

 

死亡が続いた展開でしたが、ここで流れが止まり、以後、生存者達が続きます。

 

伊之助善逸は重傷ではあるものの、意識はハッキリとしており生存確定です。

 

義勇さんも生存です!

重傷である彼は隠らに止められながらも炭治郎を探し求めて歩き回ります。

すると…刀を握り締めたまま膝をつき動かない炭治郎を発見します。。息もしておらず脈も無い彼を見て泣きながら手を握り締める義勇さん。。

 

そこに泣きながら禰豆子が駆け付けようと走るのでした。。

 

とうとう無惨を倒し勝利しましたが…それぞれ生死が分かれましたね…。

本当に主人公である炭治郎も死んでしまったのでしょうか?個人的には“鬼化珠世猫”がもう一仕事するのではないかと予想(願望)しますが。。

果たして映画化もまだ&超絶人気のこの作品が、ラスボスを倒した後も続くのか否か…ある意味、次回の展開が今までで一番気になります!!

 

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