第199話<千年の夜明け>
①炭治郎&義勇による赫刀化でダメージ→無惨、巨大化(肉の鎧)で日の光を防御
②巨大化無惨に総攻撃→地中へ逃げようとする無惨
③肉の鎧に埋もれていた炭治郎の攻撃で逃亡失敗→日の光で消滅しかける無惨
【主な登場人物】
・無惨
・炭治郎
・伊黒
・実弥
・悲鳴嶼
・義勇
・お館様
【詳細・感想】
戦いも佳境です!!
日の光が差し込もうとする状況に焦りを隠せない無惨は、またしても強烈な衝撃波を放ちます。絶体絶命のピンチに必死のご様子…当然ですよね。逃げなければ負け確定ですから。
この衝撃波により、刀を突き刺した炭治郎以外は全員吹き飛ばされてしまいます。
炭治郎は左腕を吹き飛ばされ(!)ながらも、突き刺した右手だけは絶対に離すまいと踏ん張りつつ赫刀化させようとします。
その時、駆け付けた義勇さんが刀の柄を一緒に握り締め、赫刀化に成功しダメージを与えます!発動条件である温度上昇を一緒に手助けしたかたちでしょうか。
赫刀によるダメージと朝日による灼けダメージでピンチに陥っている無惨は巨大化(肉の鎧)による防御態勢に入ります。その見た目はまるで胎児です。。
巨大化無惨の肉に埋め込まれてしまった炭治郎…。
巨大胎児無惨に対し、お館様の指示が飛びます。日陰に入らせまいと次々に攻撃を仕掛ける鬼殺隊員たち。
・建物から本棚を落としぶつける
・車を運転し突っ込む
・バス?を配置して進行を阻む
元は戦闘隊員ではない“隠”たちも総力戦で必死に戦います!
それでも暴れ続ける巨大胎児無惨に…実弥さんが必殺技を繰り出し右腕を切断します。
悲鳴嶼さんも鎖を頸に巻き付け、隊員らと共に引っ張って転倒させる事に成功します。
仰向けになった無惨はジュウジュウと音を立てて灼け続けますが、巨大な肉の塊ですからなかなか中身?まで到達してはいない様子。。
そして今度は土の中に逃亡しようと、潜り始めます!
それにいち早く気付いた悲鳴嶼さんが号令をかけ、攻撃し無惨の体力を削ろうと三人の柱がそれぞれ必殺技を浴びせます。
しかし悲鳴嶼さんが巻き付けた鎖も千切れてしまい、全員が体力の限界だと感じたその瞬間…
(肉に埋め込まれた)炭治郎が攻撃を喰らわせ、地中に潜ろうとする無惨を止めます!
潜る事に失敗した無惨は絶叫しながら日の光に灼かれ、その体は消滅しかけるのでした。。
うーん…正に総力戦でしたね。
柱を含め、全員がもう限界を迎えようとしていますし…ここでもし勝てなかった場合の事を想像したくありませんが。。
まだ禰豆子が登場していない事が気にかかります。。
禰豆子が近付いている事は無惨も認識していましたし、彼女を取り込めば完全体となれると心の底から欲していた訳ですから、最期のあがきとしてもう一波乱ありそうな予感もしますが。。
そしてどの鬼にもあった(特に強者ら)“鬼となったきっかけ”や“人間の頃の回想シーン”の、無惨バージョンもあるのではないかと予想してしまいます。(以前、15巻の127話で無惨の過去についてサラッと語られてはいましたが、その詳細が明らかになるとか)
このまま勝利を望みながらも連載はもっと続いて欲しいという想いもあって複雑ですが、無惨はこの場で倒してピリオドを打って欲しいですね!
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