三行改革

日本一簡潔に三行で

【鬼滅の刃】22巻『第195話』<めまぐるしく>

第195話<めまぐるしく>

①夜明けまであと40分で無惨逃亡→追い掛ける炭治郎と伊黒

②愈史郎の札で視覚が開かれた伊黒&炭治郎で攻撃→無惨息切れ

③戦いの場に辿り着きそうな禰豆子→右目が人間に戻っている

 

 

【主な登場人物】

・無惨

・炭治郎

・伊黒

・禰豆子

 

【詳細・感想】

f:id:matsutasami:20200228201600j:plain

引き続き炭治郎伊黒さんVS無惨の戦いです。

 

<無惨の回想シーン>

・縁壱は初め弱く見えた

・覇気も闘気も憎しみも殺意もない

・そんな男に頸を斬られ、さらにはその傷が何百年もの間太陽の光のように自身の細胞を灼き続けることは想定外→本当の化け物は自分ではなく縁壱

 

確かにチート侍縁壱さんは作中で間違い無く最強だと思いますが…無惨も「鬼の能力」を持っているという点では充分過ぎる程に化け物的強さですし、現に縁壱さんの死後はずーっと無敵でしたからね。。そうして何百年も生き、人間を喰らい続けて来た無惨の方が真の化け物と言えるでしょう。

 

傷を隠せなくなってきた無惨を見て、確実に弱っていると気付く炭治郎伊黒さんとの連携をしようとしますが、目をやられてしまっている彼。。

そこで愈史郎さんの札を使う事を閃きます。

 

「夜明けまで40分!!」

 

という鴉の合図を聞いた無惨は、なんと突然逃亡します!

誇りを持った侍でもなく感情で行動する人間でもない、生きることだけに固執している生命体である無惨は逃げて当然だと感じる炭治郎

逃げるが勝ちとは正にこのことで、(老化薬がそのうち分解されてしまう前提であれば)傷も治ってしまう鬼が行方不明となってしまえば、最早倒す術が無いですよね。。これこそ本当のチート性能な気がします。。

 


必死で追い掛ける炭治郎ですが、どんどん離されてしまいます。

プライドの欠片も無い無惨はスタコラサッサと背を向けて逃げる道中、鬼殺隊員の亡骸を蹴散らしながら進みますが、それを見た炭治郎がブチ切れて日輪刀を投げ付けまくります。今までの戦いでもラスト間際と言いますか逃亡する敵に対して刀を投げ付けるというのは毎度お馴染みの行為と化していますが、今回も発動させております。

 

この乱発には流石に無惨もしつこさを感じますが、次の瞬間、伊黒さんが赫刀で無惨の背中から胸にかけて突き刺します

無惨のブチ切れ反撃にダメージを喰らう二人でしたが、すかさず炭治郎は愈史郎さんの札を投げ付け、位置を誘導しつつ鏑丸がキャッチし、伊黒さんの視覚復活に成功します。ここにきてこの連携はお見事ですよね!

炭治郎に感謝しつつも、二人で常に挟み撃ちするかたちで攻撃を続けるよう指示を出す伊黒さん。いつまでもしつこい二人の攻撃に息切れし始め、体力の限界が近付いている事を自覚する無惨

少年漫画特有の「ボスキャラが焦って汗をかく」状態とまではまだなっていないのが気がかりですが、確実に弱ってきているのは確かですね!

 

そして…この戦いの場に、ついに禰豆子が近付きます。

息を切らす彼女ですが、なんとその右目は人間に戻り涙を流すのでした。。

 

<→前の話はこちら←>

<←次の話はこちら→>