第192話<廻る縁>
①(炭治郎回想シーン:炭吉の記憶)縁壱のヒノカミ神楽を受け継ぐ宣言をした炭吉
②ヒノカミ神楽の13個目の型は12の型を繰り返す事で発動すると確信する炭治郎
③無惨の攻撃の秘密に気付く炭治郎→12の型を繋ごうと決意
【主な登場人物】
・無惨
・炭治郎
【詳細・感想】
壮観な表でしたが…何とほぼ一瞬にして炭治郎以外戦線離脱という状況になってしまいました。。
前回の炭治郎のブチ切れ顔による「俺、キレちまったよ…屋上へ来いよ」宣言が飛び出したことから、今回は当然、炭治郎のターンとなることでしょう!
…と思いきや、また回想シーンに戻ってしまいました。
なかなか引っ張る展開です。
炭治郎はご先祖炭吉の記憶を辿りながら、縁壱の動きを見て
・ほんの僅かな手首の角度の違い
・足の運びの違い
・呼吸の間隔
・自分の無駄な動き
に気付けたようです。凄まじいラーニング(青魔導士)力、いや、観察眼ですね。
確かに13番目の型のヒントを得ようと必死になっていたので、きっと一挙手一投足、その全てを学ぼうとしていたのでしょう。
炭吉は縁壱さんが去る際に耳飾りを受け取り、また遊びに来て下さいと伝えるも次は無いと察し、その物悲しい後ろ姿に涙しつつ…
・縁壱に守られた命でヒノカミ神楽も耳飾りも継ぐこと
・縁壱は価値の無い人ではないこと
・縁壱は何も為せなかった訳ではない、そんな事は絶対誰にも言わせないこと
と、自分の想いを叫び伝えます。まるで炭治郎ですね。彼の祖先もまた、心の清らかな素晴らしい人格者だったのですね。やっぱりそういうところも遺伝するのかぁ。。
この想いを笑顔で受け止める縁壱さん。その笑顔は心の底から喜んでいるような、とても印象的な笑顔でした。
ここで回想シーンが終わります。
縁壱の想いと縁壱が信じて逃がした珠世さんの協力で無惨を追い詰める事ができ、日の呼吸(ヒノカミ神楽)で戦う事が出来ると炭治郎。
12の型と無惨の体の造りを見て確信します。
“13個目の型は12の型を繰り返す事で発動する”
そして夜明けまで、この型を繰り返しながら無惨の脳と心臓を斬り続けなければならないのだと覚悟します。
しかし同時にそれは非常に大変な事であり、才能が無い自分に果たして本当に出来るのか?自分の命が夜明けまで持つのか?そして縁壱さんが無惨を取り逃がした時のように、破裂(分裂)して散り散りになってしまったらどう阻止しよう?最強の縁壱さんですらできなかったことを自分にできるのか?と自問自答します。
確かにその通りかも知れません。チート性能の縁壱さんを知れば知るほどに、かつての炎柱のように、諦めてしまう気持ちにもなるのでしょう。そして最後の手段である無惨の破裂(による逃亡)…1800個?でしたっけ?あれを全て倒さないといけないんでよね…一人では絶対に無理ですよね。。あ!その場面で復活した仲間達と全て斬り捨ててハッピーエンド??(…かと思いきや少々取り逃がしてしまい、まさかのジャンプお得意の引き延ばし作戦で炭治郎らの子孫がまた無惨と戦う第二部へ??)と予想してみたりします。
さすがは主人公、そこは気持ちをすぐに切り替えて負けるな折れるなと自身を鼓舞し、日の呼吸で無惨と戦います。
戦いの中で、無惨の攻撃の秘密に気付き、それにより皆やられてしまったのだと推測する炭治郎。彼曰く、背中の9本の管と両腕を上回る速度で腿から8本の管を出して攻撃しているらしいです…もう訳が分かりませんね。
そしてそれを見切った炭治郎は日の呼吸の必殺技を3連続発動し、それらが繋がるように出来ていると身をもって知ります。
次はいよいよ12の日の呼吸を繋ぐ決意をする炭治郎!次回こそ彼のターンが始まるでしょう!!
【登場した必殺技一覧】
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