三行改革

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【鬼滅の刃】18巻『第153話』<引かれる>

第153話<引かれる>

①猗窩座、頭部と頸を繋げようとするが義勇の投げた刀により失敗→頭部崩落
②斬られた頸の断面が閉じ、なおも攻撃してくる猗窩座→炭治郎失神
③義勇「炭治郎を殺したければまず俺を倒せ!!」→謎の女性「狛治さんもうやめて」
 

【主な登場人物】

・炭治郎
・義勇
・猗窩座
・謎の女性
 

【補足】

※1:数百年間の武術の粋を正々堂々真正面から打ち砕かれた猗窩座
→自身が求めていた「至高の領域」「無我の境地」
 

【詳細・感想】

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頸を斬られた猗窩座…その刹那、色々な想いが過ります。
闘気の無い人間をこの数百年一度も見たことはないこと、赤子にすら薄い闘気があったこと、それなのに炭治郎は一瞬全く闘気が無くなったこと、そしてそれはそこにいるはずのない異物(まるで植物のような)と対面しているような状態であったこと。。
結果、感覚が混乱を起こして羅針が無反応だったこと。
しかしそれでも戦いの場においては予期せぬことや初めて遭遇する事態全てを即座に理解し対処しなければならず、猗窩座自身はそれができると自負していました。
ところが炭治郎はこの短期間で何かを掴み、自身の数百年の武術の粋を正々堂々真正面から打ち砕き、その憎しみも怒りも殺気も闘気もなかった「それ」は、自らが追い求めていた「至高の領域」「無我の境地」に他ならず、自分はそこへ辿りつけずにいたこと…。
しかしまだ諦めない猗窩座は自ら頸を胴体を繋ぎ合わせようと接着を試みます!
それに気付いた義勇さん、すかさず折られた刀を投げ付けそれを阻止します。
頭部に刀が突き刺さり、転げ落ちた頭が崩壊する様を見て安心する炭治郎でしたが、一向に残された体は崩壊が始まりません。。
しかも何と頸無し状態でも動き回り、攻撃を仕掛けて来ます…!
その攻撃によって蹴り飛ばされ失神する炭治郎
義勇炭治郎を救うべく気合いで「水の呼吸 肆ノ型 打ち潮」を放ちますが、頭を無くした状態でも驚くべきスピードで傷が再生し、反撃されてしまいます。
何かに憑りつかれたように炭治郎へと歩を進める猗窩座に向かい、義勇さんはボロボロになりながらも「炭治郎を殺したければまず俺を倒せ…!!」と叫びます。
それでも歩みを止めようとしない猗窩座でしたが、突然現れた(幻?)謎の女性に「狛治さん もうやめて」とその手を涙ながらに引きとめられました

 

ボロボロになりながらも何とか技を繰り出し炭治郎を救おうとする義勇さん…素敵です! 
 

【登場した必殺技一覧】

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