第3弾 <VS朱紗丸&矢琶羽>
①珠世達の隠れ家が襲撃を受け戦闘に→炭治郎VS矢琶羽、愈史郎&禰豆子VS朱紗丸
②炭治郎VS矢琶羽:愈史郎の札で矢印が可視化→陸ノ型からの弐ノ型・改で勝利
③朱紗丸:珠世の「白日の魔香」による無惨の呪いで死亡
【主な登場人物】
・炭治郎
・禰豆子
・愈史郎
・珠世
・朱紗丸
・矢琶羽
【補足】
★コミック2巻:第15話~コミック3巻:第19話(計5話)
★朱紗丸
・毬を使い攻撃をしてくる鬼(♀)
★矢琶羽
・矢印を使い攻撃をしてくる鬼(♂)
・手のひらの目玉で見えない矢印を操り相手をその矢印の方向へ動かす
【詳細・感想】
第3弾はVS朱紗丸&矢琶羽です!
沼の鬼を倒したのも束の間、次は東京府浅草へ行けと鴉の指示を受けた炭治郎。禰豆子と共に浅草へ行くも、その都会っぷりに驚きます。今で言うところの“地方在住者が渋谷のスクランブル交差点に初めて行った時の衝撃”といったところでしょうか。
眩暈がしたと街はずれのうどん屋で休憩していると…な、なんと、家に残っていた匂いを感じ取ります!無惨の匂いだと直感した炭治郎は追い掛け肩を掴みます。
…が、無惨は人間に成りすまして暮らしており、妻と子供も居たという衝撃の事実を知り絶句します。。まさかの展開に驚くのも無理は無いですよね。。
無惨は通りがかりの人間を鬼化させ立ち去りますが、その混乱を術で収めたのが珠世さんでした。鬼である珠世さんと愈史郎ですが、無惨を抹殺したいと考えていることを知ります。
無惨は配下である朱紗丸と矢琶羽を呼び寄せ炭治郎の頸を持って来るよう指示を出します。無惨直属の配下ということで、今までの雑魚鬼達とは次元が違う事が想定されます。
愈史郎のめくらましの術による隠れ家にて自己紹介をする珠世さん。鬼ではあるものの信用出来る人物だと感じた炭治郎は「鬼化した人間を元に戻す方法はあるか」と問いかけます。勿論、妹の禰豆子を人間に戻したいが為に、です。
珠世さんは「あります」と答えますが、現時点では不可能だと言います。
治療法を確立させる為に、炭治郎に二つの依頼をする珠世さん。
①禰豆子の血を調べさせて欲しい
②無惨の血の濃い鬼から血液を採取して欲しい
勿論承諾する炭治郎。…そこに襲撃!!
矢琶羽の能力により珠世さんと愈史郎の隠れ家が見付かってしまい、急襲される4人。
毬を操る自称十二鬼月の朱紗丸と戦う炭治郎でしたが、その軌道が読めずに苦戦します。
見かねた愈史郎は札を渡し、その札の能力によって矢印が見えるようになった炭治郎。見えない矢印により軌道を変えられており、その軌道を操っていたのは木陰に隠れた矢琶羽だったのです。何とも敵ながら見事な連携技です。
しかしこの仕掛けに気付いてしまえばこちらのターン!と禰豆子に指示を出し矢琶羽を攻撃させます。
ここで愈史郎から矢琶羽を先に倒せと指示が飛びます。その間、禰豆子と共に朱紗丸を引き受けるとのことです。(※鬼である珠世さんと愈史郎は攻撃を受けても傷が治るので多少の事ではやられない様子)
<炭治郎VS矢琶羽>
矢琶羽の矢印攻撃に手も足も出ない炭治郎。しかし徐々に矢印の性質が分かり始めます。
・矢印は自分に当たるまで消えない
・刀で斬れない
・触れた瞬間に矢印の方向へ飛ばされる
これらの情報から、直接矢印に触れないように矢印の向きを変える事を思い付きます。
そして…
陸ノ型で矢印を巻き取る→参ノ型の足運びで距離を詰める→弐ノ型・改 横水車で撃破!技の応用をした見事な連携技で頸を斬り落とすことに成功しました!
しかし!
死の間際に道づれにしようと炭治郎の体に大量の矢印を仕込んでいました。。
相打ちに気付き、連続する強烈な矢印での強制移動に対し、水の呼吸の超連続発動(上記表参照!)で受け身を取り続ける炭治郎。肋と脚の骨が折れるという大ダメージを喰らいますが、何とか勝利します。
<禰豆子VS朱紗丸>
一方、禰豆子と朱紗丸の対決ですが、毬攻撃を禰豆子が蹴り返しその威力が徐々に増す展開に焦り始める朱紗丸。戦いの中で急速に強くなる禰豆子…強いです!
ならばと朱紗丸は全力を出す宣言しますが、そこにすかさず珠世さんの登場です。本気を出されるとピンチだと悟っていた彼女は、このタイミングで仕掛けます。
まず、無惨の正体を知っていますか?と動揺を誘い、更には無惨をこき下ろし怒らせ冷静さを失わせたところで「白日の魔香」発動です。
これにより無惨の呪いが発動し死亡します。。口や体から腕が飛び出し肉体を破壊されてしまうというなかなか強烈な描写でしたが…無事勝利する事が出来ました。
眼球に数字が刻まれていなかったことから、十二鬼月ではなかった朱紗丸。
矢琶羽についても珠世さんは「弱すぎるから十二鬼月ではない」とバッサリ。
炭治郎は、彼女が無惨に十二鬼月だとおだてられ騙され戦わされ最期は無惨の呪いで殺され…“救いがない”と哀しみの目(ケンシロウモード発動)で亡骸を見つめます。。
そして無惨は“自分を慕う者にすらこの仕打ちをする”…『本物の鬼』だと再確認するのでした。。
なるほど…「自称十二鬼月」というのは、無惨に騙されていたのでしたね。。 不憫と言いますか本当に救いがないですよね。。無惨の鬼畜っぷりがリアルに伝わる戦いでした。
次は第4弾<VS響凱>“元十二鬼月(下弦の陸)”との戦いですね。同期の善逸と伊之助らも登場し、それぞれの活躍が期待されます!
<←第4弾<VS響凱>はこちら→>
<→第2弾<VS沼の鬼>はこちら←>
<→第1弾<VS手鬼>はこちら←>