第1弾 <VS手鬼>
①鱗滝の修行を終えて最終選別にて戦闘
②錆兎・真菰(の魂)が戦闘を見守る
③「水の呼吸 壱の型 水面斬り」で炭治郎の勝利
【主な登場人物】
・炭治郎
・手鬼
【補足】
★コミック1巻:第6話~コミック2巻:第8話(計3話)
★手鬼
・47年前に鱗滝に捕まった鬼
・最終選別の地「藤の花の牢獄」で人間を50人喰べ続ける異形の鬼
・錆兎、真菰も手鬼にやられた
・これまで鱗滝の弟子を13人喰べた
【詳細・感想】
(※最新話まで追い付きましたので…今後暫くは「戦闘まとめ」「必殺技まとめ」そして「1~19巻の記事リニューアル」の予定です。引き続き宜しくお願い致します。)
さて、炭治郎初の本格的な戦闘シーンですね。
相手は「手鬼」です。
本来、最終選別では人間を2・3人喰った鬼しか入れないらしいのですが、この手鬼は例外的にずっと生き延びており40年以上にわたって延べ50人も人間を喰ったとのことで、相当な強敵感が漂っております。
そんな手鬼と対峙した炭治郎は鱗滝の言葉を思い出します。
・鬼の強さは人を喰った数
・肉体を変化させ妖しき術を使う者も出てくる
・もっと鼻が利くようになれば鬼が何人喰ったか分かる
手鬼は今までに鱗滝の弟子を13人倒したと告げ、それは彼が作った「厄除の面」=「狐のお面」が目印だったと云います。
中でも特に印象に残っているのは二人だと告げ、その特徴を聞いた炭治郎はそれが錆兎と真菰だと悟ります。
ブチ切れ炭治郎は怒りに任せて斬りかかります!
対鬼では記念すべき“初ブチ切れ”でしょうか。正義感から来るこのモードはある種のお決まりと化しますが、初回はどうなるのでしょうか?
…と思ったら逆に反撃を受け木に激突させられ気を失いかけます。。冷静さを失った代償でしょうか。
しかし弟(の魂)に呼びかけられギリギリのところで目を覚まします。そして地面からの変な匂いに勘付いた炭治郎は高く飛び上がり、下からの攻撃を躱します。更に追撃をしてきた手鬼の攻撃も頭突きで相殺(この頭突きも定番化していきますが…だいぶ強力ですよね)!
手鬼はどうせ硬い頸を斬れないだろうと高を括り、斬り損ねたところで頭を握り潰す算段です。
ここで真菰(の魂)が心配そうに見つめ負けちゃうのかな…と呟きます。しかし錆兎(の魂)は修行で大岩を斬った男だと、勝利を信じている様子です。
『全集中・水の呼吸 壱の型 水面斬り!!!』
錆兎でさえ斬れなかった硬い頸を見事に斬り落とした炭治郎!
手鬼は死を覚悟し、自身が汚いものを見るような目で蔑んだ目で見られるのだろうと覚悟しますが…炭治郎は哀れむような目で見つめます。
<手鬼が人間だった頃の回想>
夜に独りぼっちの彼…兄にいつものように手を握って欲しいとせがみますが、どうやら兄は自分が咬み殺してしまったようです。恐らく鬼化した際に、無意識に兄を襲ってしまったのでしょう。。
そんな記憶が死の間際に蘇ったのか、手を差し出す手鬼。そしてその手から悲しい匂いを感じ取った炭治郎は両手で握りしめます。
泣きながら消滅する手鬼。。
手を握りながら、今度生まれ変わったら鬼になりませんようにと神様に祈る優しき炭治郎。
手鬼も、最期は兄の手を握って消滅…
敵とはいえ元は人間ですし、鬼化の理由も無惨な訳ですからそもそも罪は無いんですよね。。
見事に錆兎と真菰の仇を取る事に成功し、最終選別を突破した炭治郎!
ここから更に過酷な戦いが続きます。
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