第186話<古の記憶>
①先祖(炭吉)の記憶を辿る炭治郎→縁壱登場
②縁壱、結婚し妻の臨月が近づき産婆を呼びに出かける→妻とお腹の子殺される
③縁壱、鬼殺隊に入り呼吸を教える→無惨(&珠世)と遭遇
【主な登場人物】
・村田
・炭吉
・縁壱
【詳細・感想】
先祖様の記憶を辿る炭治郎。どうやら先祖様は以前登場した炭吉さんのようです。斧を持っていた理由は薪割りをしている最中だったから。
そんな炭吉さんの服を「とーたん」と引っ張る子供。何かを訴えかけているようで、その方向に目をやると縁壱さんの姿が!二人のやり取りが始まるということは、また知られていない縁壱さんの過去が判明するということですね。。13番目のヒノカミ神楽の謎も解けるのでしょうか??
…と思ったら、場面は現在へ戻ります。
必死に炭治郎の心臓マッサージを行う村田さん。心音を聞こうとしますが、自分の息と心音がうるさすぎて聞こえずパニックに。
突然、村田さんに声が掛かります。他の鬼殺隊員が下敷きになった愈史郎さんを救いたいから手伝ってくれとのことでした。炭治郎も死にそうなので判断に迷っていましたが、愈史郎さんを救えば炭治郎も手当てしてもらえると手を引かれ連れて行かれます。
確かに愈史郎さんの能力は唯一無二ですから判断は間違っていないと思います。彼も鬼ですしそんなに簡単には死ぬようなタイプでも無さそうなので、早く復帰し炭治郎らを助けて欲しいです。。
そしてまた過去の炭吉さんの記憶へと戻ります。
誰かに話を聞いて欲しかったという縁壱さんの頭に思い浮かんだのが、炭吉さんとすやこさんの顔だったとのこと。
二年振りの再会のようで、炭吉一家の幸せそうな様子を見て自分も嬉しいと伝えますが、そこから自身の過去について語り始めます。
・母は信心深い人だった
→(縁壱が話さなかったことから)耳が聞こえないと思い太陽の耳飾りをくれた
・兄は優しい人だった
→父に殴られた翌日も笛を作って持って来てくれた
・忌み子だった自分は母の死後、すぐ家を出た
→田んぼで立ち尽くしている同年代の女性(流行り病で家族を失った“うた”)と出会う
・うたと暮らす
→自分だけが透き通る世界が見えている事に気付かされる
→10年後夫婦となる
→うたの臨月が近付き産婆を呼びに出かける
→戻るとうた(とお腹の中の子供)は殺されていた
・鬼狩りになる
→柱達に呼吸を教える
→無惨(&珠世)と遭遇し、自分がこの男を倒すために生まれて来たのだと分かった
縁壱さんの壮絶な過去…鬼に奥さんと子供を殺されていたのですね。。運命的な出会いをし、幸せの絶頂だったタイミングで襲われてしまうとは…無念過ぎます。。
平和を脅かす鬼という存在…ただただ愛する人とのささやかな幸せを望んでいた彼にとって、その始祖と戦うことは必然だったのかも知れませんね。。
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