第181話<大災>
①鳴女(上弦の肆)に足止めされる伊黒と甘露寺
②炭治郎&義勇、無惨とご対面→無惨「しつこい。大災に遭ったと思えばいいのに。」
③炭治郎静かにブチ切れ
【主な登場人物】
・炭治郎
・お館様
・無惨
・義勇
・伊黒
・甘露寺
【詳細・感想】
お館様、自身の采配のせいで無惨に鬼殺隊員らが倒されまくってしまったと動揺し、くいな(かなた?:瓜二つ過ぎて判別不能)に派手に平手打ちされ落ち着きを取り戻します。
前お館様が亡き後即就任した弱冠8歳の新お館様の苦悩も理解できます。。だ、だってまだ8歳ですよ…そりゃあこんな極限状態ですもの、少しは気持ちだって揺れ動くでしょうに。。平手打ち後にすぐに気持ちを切り替え立て直し謝罪出来るあたりは流石ですが。
鴉の伝令で柱の集結が指示されるも、伊黒さんと甘露寺さんは未だ上弦の肆との戦いに苦戦しています。苦戦と云うよりは足止めされているといったところで、現状打破出来ずにいます。ベンベン三味線を鳴らしまくってコロコロと位置変更を行い翻弄する鳴女…非常に厄介な鬼ですね。。攻撃してくる気配は無いのでダメージは喰らわないのでしょうけれど。。
一方、炭治郎&義勇さんコンビはとうとう無惨と対面を果たします。
炭治郎は今までの想い(一家を失ったこと、禰豆子を鬼にされたこと、大切な仲間を失ったこと)が過り、完全に頭に血が上って刀を握る手に力が入りますが、義勇さんが落ち着かせようとします。落ち着かせようとしてはいるものの、彼自身もまた無惨に対して相当な憎悪の感情があるのでしょう…怒りの気持ちを必死に抑え込んでいるように見えます。
しかし無惨は二人を見るなり、しつこいだのうんざりするだの飽き飽きするだのと言い放ちます。どいつもこいつも親の仇だの兄弟の仇だの同じことを口にするけれども、自身は助かったのだからそれで良しとし、平和に暮らしていれば良かったのに、とのことです。
炭治郎は全く理解が出来ず、何を言っているんだと返しますが、無惨は更に続けます。
・自分に倒されたのは大災だと思え
・天変地異に復讐する者はいないことから、それと同様に捉えればいい
・人間は生き返らない。そんなことに拘らず、静かに暮らせば良い。
・殆どの人間はそうしている。何故お前らはそうしない?
・鬼狩りは異常者の集まり。異常者の相手は疲れた。いい加減に終わりにしたい。
黙って聞いていた炭治郎でしたが、無惨に対し存在してはいけない生き物だと静かにブチ切れます…。
いよいよ対決の時ですね。いきなり主人公VSラスボスの構図になるとは驚きでしたが、いずれ集結するであろう柱達も交えた最終決戦、どんな激闘が繰り広げられるのでしょうか!
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