第180話<恢復>
①鴉により無一郎と玄弥の死を知る炭治郎と義勇
②産屋敷、無惨の復活を予見→無惨復活し鬼殺隊らを捕食
③無惨、皆殺し宣言
【主な登場人物】
・炭治郎
・お館様
・無惨
・珠世
【詳細・感想】
鴉から知らせを聞いた炭治郎は涙しながらも、自身も最期の最期まで戦い抜く決意を新たにします。みんなやられてしまう…と落ち込みながらも、しっかりしろと自分を奮い立たせてすぐ立ち直る精神力は流石、主人公です。
そして無一郎さんからの手紙を思い出し、13あるヒノカミ神楽のうち12しか知らない自分を「受け継ぐことができなかった者」としながらも、無惨に勝つと誓います。
一方でお館様は無惨の復活を予見し、無惨に向かわせていた鬼殺隊員達に待機命令を出しますが、現場では柱を助ける為に待機せず役に立とうとします。
しかしその瞬間、無惨が復活してしまい、一瞬のうちに全滅させられてしまいます。。
柱の到着を待てと叫ぶお館様ですが、時すでに遅し…鬼殺隊員を喰い尽くされ、無惨に「今の食事は実に美味だった」と感謝されてしまいます。その姿は正に邪悪な鬼…手や足、全身に口(そしてそこには牙が生えている)があって相当ラスボス感が漂っています。
頭部だけになった珠世さんと会話する無惨。鬼を人間に戻す薬が効かなかったとドヤ顔の無惨に対し、珠世さんは「お前は今日必ず地獄に堕ちる」と言い放ちますが、今までに何百人もそういった類の台詞を吐かれて来たが叶った事は無く、気の毒なことだと返されてしまいます。
夫と子供を返せと泣きながら訴えかけますが、自己責任→身内の元へ行くがいいと倒されてしまいます。。正に極悪非道…残酷過ぎますよね。。
その刹那、愈史郎さんが珠世さんの気配が消えた事を感じ取ったのか、怒りに震えます。きっとこれから珠世さんラブな彼の大逆襲が始まる事でしょう!
そうこうしている間にも無惨は鬼殺隊を捕食し続け、その様子を窺うお館様も、次々と捕食→回復されてしまっている現状に、焦りを隠せません。
そしてついに無惨は高らかに宣言します。誰も彼も役には立たなかった(十二鬼月達の事でしょう)鬼狩りは今夜潰す(何故最初からそうしなかったのか?)私がこれから全員倒す(何故最初から…以下、略)!
いよいよ総力戦に突入ですね!黒死牟を倒した悲鳴嶼さん、実弥さん、そして炭治郎と義勇さん、上弦の肆との戦闘中の伊黒さんと甘露寺さん…そして怒りの愈史郎さん。久しく禰豆子が登場していませんが、彼女もまず間違いなく合流する事でしょう。
どのような展開になるのか目が離せませんね!
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