第173話<匪石之心が開く道>
①悉く攻撃を先読みされる悲鳴嶼→刮目し「透き通る世界」が見える
②悲鳴嶼と実弥の連携から無一郎が黒死牟の懐に入る事に成功し刀を突き刺す
③玄弥が無一郎もろとも黒死牟を銃撃
【主な登場人物】
・無一郎
・玄弥
・実弥
・悲鳴嶼
・黒死牟
【補足】
※1:無一郎も「透き通る世界」が見えている
※2:黒死牟の折れた刀を飲み込んだ玄弥の銃→見た目が鬼化している
【詳細・感想】
引き続き怒涛の攻めをして来る黒死牟。どんだけ月の呼吸って種類があるの…汗
悲鳴嶼さんも岩の呼吸 伍ノ型を使おうとしますが、攻撃を先読みされ技を出すことが出来ません。攻撃動作に入る前から動きを抑え込まれてしまう違和感から、敵は何が見えているか、何を見ているかを極限まで(盲目なのですが)刮目します。
その結果、ついに悲鳴嶼さんも「透き通る世界」を見る事に成功します!これで通算3人目の快挙でしょうか。
…と同時に、無一郎さんは何とか間合いの内側に入り、一瞬でも敵の動きを止めようと突撃します。そうすれば他の柱がきっと何とかしてくれる!という確信があってこその行動なのでしょうけれど…勇気、そして自己犠牲感がハンパないです。。
その決死の動き・意図に気付いた悲鳴嶼さんは、実弥さんに合図を送り連携して3人同時攻撃をしようとします。瞬時にそう分かってしまうあたりは流石、鬼殺隊最強と名高い彼です。いつも荒々しい口調の風柱も彼には敬語を使うのも頷けます。
しかし黒死牟はこの展開(同時攻撃される)を予め見越しており、逆手に取って3人同時に仕留めようと「月の呼吸 拾肆ノ型 兇変・天満繊月」を放ちます。
そこに悲鳴嶼さんが「透き通る世界」を駆使して放った数珠による攻撃がヒット!更に鉄球攻撃もヒットし、右腕部を吹き飛ばします。当たった部分を吹き飛ばしてしまうその迫力ときたら、単に刀でスパッと斬った時よりもだいぶ強烈な印象を受けますね!
「透き通る世界」の仲間入りはしていませんが、実弥さんも必殺技を繰り出し相変わらずガンガンいこうぜ!といったところです。
その直後、片足を切断されながらも突っ込んだ無一郎さんは刀を腹部に突き刺すことに成功します。彼もまた「透き通る世界」を駆使して敵の攻撃被害を最小限に留め、片足を犠牲にしながらも一太刀浴びせました。戦闘初期に既に腕を一度斬られていますが、片足も斬られてしまいました…痛々し過ぎます。。
これらの動きを見た黒死牟は、無一郎さんと悲鳴嶼さんが「透き通る世界」が見えていると気付き、それによって自身が攻撃を喰らうという予期せぬ事が起きたと理解します。
しかしそれでも自身を致命傷に追い込むには至らず、分かってしまえば意味も無いとして次の技「月の呼吸 拾陸ノ型」を放とうとしたその瞬間、玄弥の銃弾が炸裂します!
玄弥は事前に無一郎さんから自分もろとも躊躇せず撃ってくれと言われていたのでした。玄弥の銃は黒死牟の折れた刀身を喰ったことで武器自体が鬼化?しており、気色悪い目玉がギョロギョロ付いた見た目になっていました…なかなかにグロいです…汗
黒死牟の猛攻後、今度は見事な連携で攻勢をかける4人ですが、無一郎さんの自己犠牲を前提とした「捨て身の一撃による突破」からの「自分もろとも銃撃させる」という切ない展開でした…。
仲間全員が生き残るのは至難の業…という状況になってきましたが、何とか早く敵を倒して欲しいですね。。
【登場した必殺技一覧】
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