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【鬼滅の刃】20巻『第172話』<弱者の可能性>

第172話<弱者の可能性>

①戦いの様子を札を通し鴉で把握するお館様、増援はせず

②黒死牟の必殺技連発に劣勢となる→実弥のピンチを無一郎が救う

③玄弥、炭治郎の言葉を思い出し、黒死牟の折れた刀を喰らいパワーアップをはかる

 

 

【主な登場人物】

・無一郎

・玄弥

・実弥

・悲鳴嶼

・黒死牟

・輝利哉(お館様)

 

【補足】

※1:お館様の判断→炭治郎と義勇は応援に送らず、無惨の元へ向かわせる判断

※2:炭治郎の言葉→弱者は敵に警戒されないから予想外の動きをすればチャンスがある

 

【詳細・感想】

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黒死牟の攻撃に反応出来なかった実弥さん、指を二本斬り落とされてしまいました。。鬼のように再生しない生身の人間ですから、普通に考えてかなりの痛手です。。

悲鳴嶼さんが鎖で軌道を変えてくれなかったらもっと悲惨な目に遭っていたと自覚しており、また、強い鬼にこそ良く効く筈の稀血も殆ど効いておらず、黒死牟の攻撃範囲の広さと速度に対する回避と攻撃に転ずる難易度の高さを思い知らされます。

 

これらの戦いの様子を愈史郎の札付の鴉を通して見ていたお館様=輝利哉。周囲から他の柱を応援に向かわせるかと提案されますが、却下します。

炭治郎義勇は無惨の元へ急がせるという判断を下し、上弦の壱は今相手をしている4人が必ず倒すとキメ顔で宣言します。ここは増援送っても良い気がしましたが…そうすれば残すはラスボス無惨だけになりますし。。

 

月の呼吸の連続攻撃(一気に7~10までの4連続!)に防戦一方の悲鳴嶼さんと実弥さん。途中から実弥さんは斬撃を喰らい始めてしまいピンチに陥りますが、そこに無一郎さんが登場し、何とか攻撃を免れます。徐々に柱同士の強さの差が見え始めて来ましたね。悲鳴嶼さんは必殺技の連続攻撃にも対応出来ている超人っぷりを発揮しています!

 

激戦の様子を陰から窺う玄弥でしたが、また先程のように斬られてしまう事を恐れてなかなか行動に移れず、自身の弱さを悔しがります

しかし炭治郎との会話を思い出します。

炭治郎が上弦の陸と戦った後の話のようです。

炭治郎曰く「一番弱い人が一番可能性を持っている」。自身が上弦の陸と戦った際には、弱かったお陰であまり警戒されず、敵の予想外の動きをしたことによって一気に風向きを変え、勝利への活路を開いたとのこと。

この話を思い出した玄弥意を決して黒死牟の折れた刀を喰らい(あの超グロテスクな刀を飲み込む…想像しただけでゾッとしますが)、兄達を死なせまいと決心します。

 

予想通り、やはり今回は黒死牟のターンでしたね。

実質、柱ツートップVS黒死牟という構図でしたが、そこに無一郎さんと超鬼化する?玄弥も加わり、いよいよ4対1の構図となります。

戦いも佳境を迎える事になるでしょうか。それともまだ一波乱?二波乱?あるのでしょうか。。

 

【登場した必殺技一覧】

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